5年目を迎えた今年度のNEXT産業創造プログラムでは、2026年2月28日に、福知山市副市長、商工会議所や金融機関の来賓をはじめとした78名の参加者を迎え、最終成果報告会をオンラインで開催しました。
これを受けて、3月1日、大手前大学さくら夙川キャンパスで開催された「情報コミュニケーション学会第23回全国大会」において、福知山公立大学 企画・地域連携課 地域連携係の大月活人係長と半澤麻由主事らが、「福知山市NEXT産業創造プログラムの成果評価 ― 産業課題に対するKPI分析 ―」と題する研究発表を行いました。
本研究は、NEXT産業創造プログラムの5年間の取り組みについて、ロジックモデルに基づくKPI分析を用い、その成果と地域産業への波及効果を実証的に検証したものです。論文は、福知山公立大学亀井省吾教授(NEXTユニット長)、北近畿地域連携機構連携研究員の城裕昭氏(高千穂大学教授)、福知山市産業部の塩見蓮主事を含む共同研究として執筆され、当日も連名で発表を行いました。
会場からは、修了生が事業を拡大していく段階における支援のあり方や、地域ネットワークの強化方法について質問が寄せられました。これに対し、2024年度より開始した事業拡大支援プログラム「F-StartUp」による継続的な伴走支援の仕組みについて説明しました。また、福知山市、金融機関、商工会議所、市内主要企業経営者などが参画する運営体制が、地域内部のネットワークを再編成する仕組みとして機能していることを示しました。
本発表は、地方都市における起業支援・産業創出の実践モデルを、実証データに基づいて学術的に発信する貴重な機会となりました。

